『ショーン・タンの旋律〜夏休みが永遠に終わらなければいいのに〜』
夏休みが永遠に終わらなければいいのにと思ったことがある、小さい人と、大きい人に。
「夏のルール」「ロスト・シング」「エリック」…
ショーン・タンの絵本を、翻訳した岸本佐知子さんの朗読と、ピアニスト・小松陽子さんのピアノで、セッションします。
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日程:2018年8月24日(金)
開場:18時30分 開演:19時
会場:Fluss(東京都世田谷区等々力2丁目1-14 B1)
料金:2000円 *大きい人の膝の上に座って見るような小さい人は無料
出演:岸本佐知子(朗読)、小松陽子(ピアノ)
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ショーン・タンは、どこの国ともわからない世界、見たことのない生き物を描きます。
わからないということは、誰の世界にもなり得るということで、見たことがないということは、どこかにいるかもしれないということです。
ショーン・タンの絵本を開くと、そこがみんなの居場所になる。
ピアニスト・小松陽子さんのピアノも、ショーン・タンの世界にどこか通じるように思います。
音は目に見えないけれど、確かにそこにあって、時に、私たちを支えてくれるような柱になる。
今回、ショーン・タンの絵と、岸本佐知子さんの声と、小松陽子さんのピアノ、三つの旋律を奏でます。
あと少しで夏休みは終わってしまうかもしれないけれど、三つの旋律のハーモニーによって、
夏休みが始まったばかりのような遥かな気持ちの扉が、開きますように。
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件名「ショーン・タンの旋律」
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プロフィール:
岸本佐知子(きしもと・さちこ)
©講談社
翻訳家。訳書にミランダ・ジュライ『あなたを選んでくれるもの』、リディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウイン・マルハウス』など多数。編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』、著書に『なんらかの事情』など、編著に『変愛小説集 日本作家編』など。最新刊はミランダ・ジュライ『最初の悪い男』。
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小松陽子(こまつ・ようこ)
福島県生まれ。ピアニスト/作曲家。
5歳よりピアノを始め、音大、大学院にてクラシックピアノを学ぶ。
卒業後、作曲活動を開始し、映像へ楽曲提供をするなど活動の幅を広げている。
2016年にpiano atelier Flussをオープンさせる。
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企画:熊谷充紘(ignition gallery)