Sontag Shogun Japan Tour 2022
2022.10.16 (sun)
17:30op / 18:00st
Sontag Shogun
Yuki Murata (Anoice)
ADV 4,000 yen
DOOR 5,000yen
NY発のアンビエント/ネオクラシカルトリオSontag Shogunの7年ぶり来日ツアー。“シガーロスやヨハン・ヨハンソンの美と暗闇を濃縮したかのような、世界一美しい静寂、あまりにも美しい音像を披露している”と称される作品で、ポストクラシカル/ロック界の第一線に躍りでた彼ら。2022年春にリリースされたフィンランドの歌姫Lau Nauとの新作『Valo Siroutuu』も好評のうちに、新曲を引っさげて待望の再来日となります。
今回は、彼らとの共作曲やリミックスがすでにリリースされている日本のミュージシャンHACOがサポートアクトをつとめます。また、スペシャル・アンサンブルとしての共演曲も初披露されるとか。心地よい刺激とネオ子守唄のような優しさが混じり合う斬新なサウンドを、ぜひライブでお楽しみください。
Sontag Shogun (ソンタグ・ショーグン)
NY出身のIan Temple + Jeremy Young + Jesse Perlstein (現在は米国/カナダ) によるアンビエント/ネオクラシカルトリオ。美しい旋律を奏でるピアノを軸にして、アナログな音響操作や「声」が寄りそいながら世界感を広げていく。まるで記憶の奥の抽象的なパーツが調和しはじめるかのように展開されるサウンドスケープ。さらには、フィールドレコーディング、ボーカル・ループ、深みのあるオシレーター音や増幅されたオブジェの擦音などが用いられ、漂う音響の海から繊細で律動的な不協和音へと、聞き手のディープな想像力を縦横無尽にかき立てていく。その作風やパフォーマンスは国際的に注目され、米Pitchforkや英The Wireなどの有名音楽メディアから続々と称賛をうけている。2022年4月には、現代フィンランドを代表する女性シンガーソングライターLau Nauとの新作『Valo Siroutuu』が米国でリリースされ、日本ではCD盤がRicco Labelから絶賛発売中。日本のアーティストとの交流やコラボレーションにも積極的で、Moskitoo & FilFlaやHaco等との共作曲やリミックス作品も近年発表されている。
村田有希
0才で初めてピアノに触れ2才で作曲を始めた音楽家。日本国内だけでなくフランスやカナダでピアノと作曲を学ぶ。
2006年、インストバンドAnoiceのメンバーとしてデビュー。その後、ソロプロジェクトYuki Murataだけでなく、Anoiceのメンバーと共にRiLF, Films, Mizu Amane, Cruなどのプロジェクトも開始し、多くの作品をRicco Label, Important Records, noble label, 1631 Recordings, Neo Classica, VoxxoVなどの世界中のレーベルからリリース。ソロプロジェクトだけでなく、AnoiceやFilmsのメンバーとしてもヨーロッパやアジアでコンサートツアーを行なっている。
また、遠藤尚太郎監督「Tsukiji Wonderland」、Robin Bain監督「Girl Lost」、Dorothée Lorang/David Beautru監督「Hikikomori: A deafening silence」、Can Evgin監督「Olivier Zahm : Digital Provacateur」などの映画、WOWOW「ダブル・ファンタジー」やNHK「君が僕の息子について教えてくれたこと」などのテレビ番組、ミラノコレクション(アルマーニ)やバレエ(チェコ共和国ヤナーチェクシアター)などのイベント、そして国内外の企業CMなど、様々なシーンの音楽制作を手がけており、それらの作品はヴェネチア国際映画祭短編映画、イタリア賞、文化庁芸術祭、クールジャパンマッチングフォーラム、日本映画批評家大賞などで受賞。自身も札幌国際映画祭にて最優秀作曲家賞を受賞している。加えて、ピアニストとしてもピティナグランミューズや国際ピアノデュオコンクールなどの多くのクラシックピアノコンクールにて優勝、受賞している。
今回のソロコンサートでは、ゲストにヴァイオリニスト高原久美とヴィオリスト藤原歌花(Anoice)を迎え、ピアノトリオでの演奏を予定している。
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